生きていれば

7年前、知人が一匹の猫を我が家に連れて来ました。

うちが断れば、この子は殺処分にされてしまう、お願いだから引き取って欲しいと言われ、半ば押し付けられるように飼う事になりました。


その猫が、一か月も経たぬ間に仔猫を産みました。


それが今日、4月19日です。


出産の時はわたしは夜勤で家を出ていて、まだ小学生だった息子が半泣きで見守っていました。


ちょうど、夕方の、16時頃でした。


3匹生まれましたが、そのうちの1匹は生後三日目に、原因不明の突然死で亡くなりました。


残った2匹は見た目は元気いっぱいですくすくと育ちました。


うち一匹・弟の方は、5歳の時の9月に、ストルバイト尿石という病気で、アンモニアが全身に回り、本当に「バタン!」と倒れてしまいました。

慌てて獣医に駆け込み、即刻入院。2度入退院を繰り返しましたが、症状は落ち着き一命をとりとめました。

そして、食べるものを制限することで、健康を、生命を維持しています


もう一匹・兄の方は、獣医からも「健康優良児」と言われていました。

でも、体格が大きい割にはあんまりガツガツ食べない子でした。

おやつにも遠くから身をひそめるようにそっと眺めて警戒心を見せるなど、とにかく何でも食べたい食いしん坊の弟とは対照的でした。


この2匹は、数分の差しか出生時刻に違いがありませんが、性格も気性も好みも違いました。


兄猫は、とにかくおしっこの量が多いのが特徴的でした。

獣医に相談したこともありましたが、その時は何の異常も発見されず、むしろ「健康優良児」と太鼓判を押されました。


しかし、6歳の秋、最近何だか毛並みがボソボソして具合悪いのかなぁと思っていたら、低カリウム血症を発症しました。

週末で、獣医をはしごして、点滴や検査や、果ては遠くの動物医療センターにまで紹介されて入院しました。


この子は、腎臓に異常がありました。

片方の腎は形が変わってしまっていて、もう片方は腎盂というところが大きく広がり、2個とも機能はほとんど失われている状態でした。


いつ死んでもおかしくない状態でした。


しかし、すごく頑張ってくれて、日々の点滴や投薬はありましたが、お正月には日常を取り戻していました。


経過は順調なはずでした。


でも、2月の終わりにはまた血液データは悪化し、もう手立てがないと言われました。



そして、先月3月18日、誕生日まであと一か月という日に、亡くなりました。



この子は、猫にとっても人にとっても我が家では中心的な存在でした。

彼が無くなる一週間前くらいから、他の猫たちがほとんど何も食べなくなりました。

彼に気を遣っていたのだろう、と緩和ケアのための点滴で通っていた獣医師が言っていました。


腎臓の病気は、人間の場合であっても、食べるものを制限しなければ死にます


やたらと色んな物を食べようとしなかったこの子は、自分自身の身体を知っていたのかもしれません。



これは、彼が亡くなった日のホロスコープです。

円が三つ重なっています。

中央が、出生図です。

ICと呼ばれる軸に、土星があります。そして、アセンダント、ディセンダント、MCとグランドクロスを形成しています。

この子は宿命的に、土星が持つ「制限」というものをとても重要なファクターとして持って生まれた子だったんだと感じました。


事実、ほとんど変わらないホロスコープを持つ弟は、先に「制限」を掛けたおかげで今も生き延びています。

(その代わり肉親を失うと言う非常に辛い状況を経験しました。兄が亡くなる直前には家の中を慌てたように走り回ったり、亡くなってからも探し回ったり鳴き歩いたりして、一時的に精神的に不安定になりました)


土星は「制限」や「制約」「縮小」という事象を起こす非常に怖い、やっかいな星です。

しかし、その土星が何に制限を掛けているのかを知り、土星の言う事を聞いてそこは自重することで、逆に人生がすいすいと進む「教師」のような役割を果たす星でもあります。

わたしが受講したARI占星学総合研究所の隈本講師は、

「土星は、その指示に従っていれば高速道路を進むようにスムーズに進んでいける。しかし逆らうと酷い目に遭う」

と言っていました。


本当にそうだと痛感しました。


また、動物にもホロスコープの事象が当てはまっていることに気付き驚きました。


下のものは、上のもののごとく


天は、この地上の万物に平等に働きかけているのだと、改めて感じました。



今もまだ、彼の早すぎる死に立ち直れず、メンタルブレイク中です。

彼が亡くなる前の一か月くらいは、看病や通院でほとんど寝ずに動き回っていました。

もう人間も死ぬんじゃないかというくらいきつかったです・・・

でも、愛情を惜しまず注ぎ、この子に残された時間を最大限この子と過ごそうと、ある意味極限状態の日々ではありましたが、あれは、神様がくれた猶予期間だったのかなと思ったりもします。


思い出すと今でも涙が止まりませんが、くよくよせず、学んだことを活かして、前に進んで行こうと思います。


(ちなみにわたしの土星は3ハウス、双子座にあります。わたしは永遠の学生です。学んでいる時が一番落ち着くのです。そして、恐ろしいほどの運動音痴で、身体の使い方が超へたくそです)


今回は超個人的なお話を長々と書いてしまいました。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


西井出 夏鳳 ~その人らしく、ここちよくいきていこう

ご訪問ありがとうございます。 あなたがフラッと立ち寄ってくださった、このご縁に感謝💖 わたし自身、生きにくさを抱える者として、 ご縁のあった方たちのお力になれればなぁと思っています。 不幸や悲しみの「負の回路」から抜け出して、 その人らしく、ここちよく生きていける そんな人たちが一人でもたくさん増えますように・・・

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